金沢の地元民は近江町市場で買い物しない。普段はイオン・アルビス・大阪屋ショップ

くらし ・ 金沢のリアル

「金沢の人はどこで買い物してるの?」と聞かれると、たぶん多くの人が近江町市場を思い浮かべる。テレビでもよく出てくるし、観光の定番だから。

でも、正直に言う。地元で普通に暮らしてる人間は、近江町市場に日常の買い物には行かない。

じゃあ普段どこで食材を買っているのか。答えはすごく地味で、イオン(マックスバリュ)を中心に、アルビスや大阪屋ショップ、バローといった、ごく普通のスーパーだ。この記事では、観光ガイドには絶対載らない「金沢の人のリアルな買い物事情」を書いてみたい。

近江町市場は、地元にとっては“観光地”

誤解のないように言うと、近江町市場が悪いわけじゃない。ただ、地元の感覚では完全に「観光の場所」になっている。値段も観光地価格だし、お店の対応も観光客向けの雰囲気。魚のにおいもそれなりにあるし、住んでいる場所によっては単純に遠い。

だから「新鮮な海鮮をちょっと贅沢に」という特別な日ならともかく、毎日の買い物でわざわざ行く場所ではない、というのが本音だ。ここは観光客と地元民で見えている景色がはっきり違うところだと思う。

私はだいたいイオン、次にアルビス

正直に言うと、私が普段行くのはだいたいイオンだ。次点でアルビス。この2つでほぼ回っている。

昔は大阪屋ショップにもよく行っていた。ちょっと安かったので。でも通勤ルート上にあった店に行かなくなってしまって、今はすっかり足が遠のいた。たまに地元のJAのスーパーをのぞくこともあるけど、まあ基本はイオン、という感じだ。

あと、金沢にはバローもある。私は行かないけど、これは嫌いだからじゃなくて、単に通勤の途中にないというだけの理由。実際、うちの親なんかは普通にバローに行っている。結局そういうもので、どのスーパーがいいかは人それぞれ。多くの人は、深い理由もなく「家の近くのスーパー」に行ってるだけだと思う。

[写真スペース]いつも行くスーパーの外観 or 店内(普段のままでOK)

なぜ結局イオンに落ち着くのか

なんとなくのイメージなんだけど、イオンは「とりあえず安心」という感じがある。どこの店に入っても品質が均一で、大きく外すことがない。困ったらここ、という安心感だ。

もちろん、他のスーパーがダメという話ではまったくない。ただ正直、歳をとってくると、どこが数円安いとかをあれこれ比較するのも面倒になってくる。「深く考えなくても間違いない」——その安心感でイオンに落ち着いている。たぶん、こういう“こだわらない選び方”をしている人は、金沢に結構多いんじゃないかと思う。

昔ながらの地元スーパーは、どんどん消えていく

ひとつ、地元の人間として少し寂しく感じていることがある。昔から地域にあった個人経営っぽいスーパーが、年々なくなっていっていることだ。

気づくと大手チェーンばかりになっていて、便利にはなったんだけど、「あの店、いつの間にか無くなったな」という感覚がちょくちょくある。これは金沢に限らず地方全体の流れなのかもしれないけど、実際に暮らしていると地味に効いてくる変化だ。

そして、車がないと話にならない

金沢の郊外の買い物事情を語るうえで外せないのが、車が必須ということ。

東京の人からすると「スーパーくらい自転車で行けば?」と思うかもしれないけど、こっちの感覚だと自転車で買い物という発想がそもそもあまりない。バスはあるが、本数を考えると日常の買い物には現実的じゃない。郊外の大きなスーパーに車で行って、まとめ買いして帰る——これが標準スタイルだ。

だから金沢(特に郊外)への移住を考えている人は、正直に言って車の用意はほぼ前提だと思っておいたほうがいい。ここは生活の質にかなり直結する部分だ。

まとめ:観光の金沢と、生活の金沢は別物

観光で来ると近江町市場や兼六園が「金沢」だけど、そこで暮らす人間の日常は、イオンやアルビスで車でまとめ買い、という地味な現実で回っている。どっちが本物ということではなくて、どっちも金沢だ。

このサイトでは、こういう「住んでみないと分からない金沢」を、これからも正直に書いていきたい。

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